■LAST UP DATE 2005.06.06

“普段、街で乗っているヴィッツでレースへ参加”をキーワードに2000年にスタート、日本初のナンバー付き車両によるレースとして大いに盛り上がってきたネッツカップヴィッツレースが、この春、装いも新たにリニューアル!
その第一戦が富士スピードウェイを舞台に開催されました。
本年度、リニューアルされた、ネッツカップヴィッツレース
レースに参加するには、ネッツ店で販売中のヴィッツRS“TRDレーシング”と、A級ライセンス、情熱があれば、誰でも簡単に出場することができるんです。
ヴィッツRS“TRDレーシング”は、ヴィッツRS 5M/T車をベースに、専用サスペンション・LSD・6点式ロールバー・4点式シ−トベルトなどが装着されている車両です。
レース車両といっても、乗車定員は5名ですし、サスペンションもゴツゴツ・ガタガタする訳ではありませんので、苦もなく街乗りOKなんです。
と言う訳で、今回ワルスキーは、ヴィッツレース初体験ドライバーに密着する事にしたのであります。

ドライバー名:タッキー(仮名)27歳
ゼッケンNO:88

昨年開催したTRDファクトリー走行会に、家の車(ALTEZZA)で参加しレースに目覚めてしまった。マイカー探しをしていた時だったので「どうせならレースに出れるクルマを」と思い、ヴィッツRS“TRDレーシング”を購入。 レース経験のないタッキーの戦いはここから始まる事に・・・

ジャジャジャ〜ン(サスペンスドラマ風の擬音)


タッキーが今まで乗っていたALTEZZAはFR。今度のVitzはFF。「まずはFFに慣れよう」という事で、余計と思われるパーツは先送りにして、浮いたお金をガソリン代に!
ひたすら「走る・走る・走る」とにかくFFのヴィッツに慣れるのが先決だった訳です。
上の写真は4月に開催したTRDファクトリー サーキットチャレンジで、特別講師の「松永まさひろ先生」とのマントゥマン教育(雑誌企画なんですが)の模様。
この1日で、かなり腕を上げたようで、タッキーに「どうでしたか?」と聞いたら「松永講師の後ろで、走行ラインやブレーキングのポイントを見ながら走ってました。あんまりくっ付くとプレッシャー与えると思って、少し離れてたら《なんで離れるの!》って怒られちゃいました」との答え・・・
ヲイヲイ、松永まさひろさんにプレッシャーはかからんやろ〜
そしてレース本番がやってきました。
と〜ぜんタッキーにとっては初レースです。
参加台数は40台!ヴィッツRS“TRDレーシング”の納車台数が約100台ですから、エントリー台数の40台は、多いと言ってもいいほどです。
専用ボデーストライプをあしらったヴィッツRS“TRDレーシング”
ボデーカラーを変えない限り、パッと見どれがドレだか???



ネッツカップと普通のレースとの最大の違いは、ホスピタリーテントと部品を満載した専用トラック。
ホスピタリーテントは、レース前のブリーフィング、チームで作戦会議やテント内に設置さてた大型モニターでレース観戦も出来るんです。
また、レース初心者のために選任スタッフが常駐していて、次にドコで何をしていいのか判らなくなった時なんかには、親切丁寧に教えていただけます。
友達との待ち合わせ場所にも使えるんで、行楽地の迷子センターみたいな所でしょうかね〜(^_-)-☆
またトラックには、万が一の時に備えて、ある程度の部品が積み込まれています。このトラックの世話にならないのが一番ですが、万が一の時には大変助かるトラックです。

車検も無事通過!
さぁ〜て、ドライバーのタッキーにとっては始めての予選です。
予選が開始となりタイムを計測してみると、思うようにタイムが伸びてこない('_')
「あれっ?」と思った5週目に緊急ピットイン!
ドライバーのタッキーは開口一番「タ・タ・タイヤがバーストした!」と・・・
どうやら、コースに落ちていたSUPER-GTの「タイヤかす」を拾っちゃったのが原因で、今まで経験したことのないバイブレーションをバーストと勘違いしちゃった様でした。
そして予選終了!
クルマから降りてきたドライバーのタッキーは、予選が不完全燃焼に終わったためか、いつもの元気がない(>_<)
今夜は景気&元気付けにパッと行きますか(^_-)-☆
で、ドライバーそっちのけで盛り上がってしまったことは、言うまでもありません(^^ゞ

そして決勝当日。
メインレースがSUPER-GTなので、朝一番のレースにもかかわらず、グランドスタンドには大勢の観客が・・・
(タッキー、デビューレースをこんな大勢の観客の前で戦えるなんて幸せだぜぇ!)
TRDファクトリー サーキットチャレンジで講師を務めてくれた松永まさひろ先生から「レースを楽しんでおいで!」と送り出されたタッキー。
ですが、よっぽど予選の結果が堪えていたらしい。
とりあえず「ここから5〜6台はタイム差は余り無い。この位置からだとスタートシグナルが見えないから、斜め前方のクルマの動きを見て。1コーナーは無理にインから入らず、走行ラインで進入するように心がけて。
後は無理せず楽しいレースをして下さい」と声をかけ、タッキーを送り出しました。
フォーメーションラップ終了。
多分、ドライバーのタッキーは心臓バクバク・・・
レッドシグナルが点灯し、ブラックアウト!さてスタートです。
スタート後、1秒・・・2秒・・・3秒・・・アレッ、タッキーが動かない!
緊張のせいか、ゴールポストのシグナルを・・・・・・^^;

レースは終始、昨年からの乗り換えグループが上位グループを構成し、激しくもフェアーな戦いを繰り広げていました。
スタートで出遅れたタッキーは、周回を重ねるごとにタイムアップ。
3週目、4週目とオーバーラップを見せ、最終の8週目の前車との差は0.5秒!
そしてそのままゴール!
デビューレースを無事完走することが出来ました。
いや〜っ、いろいろあったけど、大歓声の中、完走できてよかったよぉ〜
思えばタッキーが「ヴィッツレースをやりたい」と言われて4ヶ月。B級・A級ライセンスもそれから取得。
ヴィッツが納車になって1ヶ月弱。
デビューまでには、いろいろな方にお世話になりました。
今年のシーズンは始まったばっかりです。
ダイエットしてウエートハンデを減らしますので、(と言ったかは???ですが)これからもよろしくお願いします。<m(__)m>
もっとネッツカップヴィッツレースの事を知りたい方は
http://netz-fls.broadbandgw.ne.jp/